原作コミックスの『BECK』・アニメの『BECK』

「漫画のメディアミックス化」というのも、最近では珍しいことではなくなりました。そんな中でもやはり、原作を知る人とアニメから入った人とでは、その評価が分かれるところだと思います。

特にBECKは「音楽の聞こえてくる漫画」として人気な作品であり、原作のファンの方々にはそれぞれのイメージする「BECKの音楽」というものがあると思います。そんな千差万別ある「BECK」の音楽をひとつの音楽として出力する、これは大変なことなのではないでしょうか?

私は友達からBECKを勧められていながら、結局アニメから入った人間です。なのでアニメの劇中で流れている音楽にそれほどの違和感は覚えませんでした(同じダイブリの曲って設定なのにボーカルの声が明らかに違ったりってのは気になりましたが)

ただ、原作からのファンからすれば、やはりこれは違和感の塊なのかもしれません。「自分のイメージしていたものとの差」はメディアミックス化における壁ですね。

アニメから入った私が原作・アニメのそれぞれを見てからの感想は、アニメは
「音がある時は音を前に、音がないときには静かに」
と、音を出せることを活かした作りだったのではないかなと思います。あと、比較的みんながみんなおとなしいかな。

対する原作は、読んだだけで臨場感を味わえますし、何よりキャラクターの表情がとても豊かだと思いました。アニメでは淡々と描かれていた部分が、ギャグなんかも含め、よりリアルな描写で描かれているように感じられました。

今更ではありますが、私もすっかりBECKファンの一人です。これだけ面白い作品ですから、これからもまたメディアミックスされる可能性はあると思います。それらもまとめて楽しめたらいいなぁ〜と思うのです。

ページトップへ

当サイトで使用している画像・および文章の無断転載・転用はお断りします。ご連絡こちらからどうぞ。